コスメマイスターの問題内容と難易度


化粧品検定コスメマイスターは、化粧品関連業界で働く人、化粧品業界への就職を目指している人などを対象に日本コスメティック協会が認定する民間資格です。

コスメマイスターの問題内容と難易度について

検定試験の問題は協会公認テキストから50問が出題されます。
テキストは同協会が開催するスキンケアマイスター検定の問題と合わせて編集されています。5つに分かれたセクションから1から4がコスメマイスター検定の出題範囲になります。
パート1は汎用な化粧品の基礎知識問題です。化粧品の成分表示方と理解度および関連する法律、化粧水、美容液、クリームなどの基礎化粧品の知識、ファンデーションやポイントメーク化粧品について、香水やオードトワレといった香り、ヘアカラーリング剤の種類と使い方などが問われます。
パート2では化粧品の詳細成分や表示方法の理解度、界面活性剤や防腐剤など添加物の知識、紫外線防御剤の種類や働き及び安全性など専門的知識が出題されます。
パート3から出題されるのは肌の構造や機能の問題です。肌周期や保湿メカニズム、肌のきめ、乾燥肌や敏感肌といった肌分類、生理と肌の関係、紫外線による日焼けトラブルといった内容です。

日本コスメティック協会検定テキストは一問一答形式の構成になっているので、ポイントを押さえて効率よく自習できます。
日本コスメティック協会検定参考図書コスメマイスターは、必要な知識をさらに詳しく解説した検定副読本です。検定テキストの疑問点の解決や、弱点克服に活用するといいでしょう。
検定試験は申し込みからテスト、合格通知まですべてウェブでの扱いになります。制限時間45分間、3択選択式50問の筆記試験になり、80パーセント以上の正解率で合格になります。
受験修了後ウェブで合格を確認したら、1か月以内に日本コスメティック協会の会員登録手続きを完了させましょう。
後日コスメマイスターの認定カードが協会より郵送されます。就職活動や勤務先提出書類としてペーパー認定証が必要な人は別途請求してください。
コスメマイスター資格は3年ごとに協会メンバー更新をすることで、自動継続されます。

ウェブ検定試験は50問中8割、40問の正解で合格になります。協会公式発表によると、コスメマイスター検定試験の合格率は85パーセントです。
合格基準と合格率から推測すると、比較的簡単な検定だといえるでしょう。

化粧品検定の前段階にコスメマイスターライトという基礎検定コースがあります。検定はウェブで受験でき、2017年度より無料で受けられることになりました。
コスメマイスター検定対策としてプレ受験してみてはどうでしょうか?基礎力を確認したり、出題傾向を把握したりできます。

化粧品検定コスメマイスターでは、日本コスメティック協会が主催する化粧品関係の仕事をするための専門知識を習得できます。
検定問題は協会公式テキストの範囲から出題されます。
難易度の高い検定ではありませんが、協会推薦書籍類をしっかりと勉強し、事前準備を行ってから挑みましょう。


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