レーザー治療を行うために必要な資格とは


レーザー治療を行うために必要な資格は実はありません。正確には存在するのですが、レーザー治療の幅は広く、それに対して専門的な資格がないという状況になります。
レーザー治療には治療という言葉がついており、ここが1つのポイントです。

レーザー治療を行うために必要な資格

治療とは医療行為そのものを意味します。医療行為を行うことができるのは、原則として国家資格であると医師の資格を取得した人のみです。
さらに治療内容によっては医師の助手である看護師も担当することができます。
看護師には准看護師といった資格もありますが、准看護には医療行為の一部しか手伝うことができません。
レーザー治療については看護師が担当することはあっても、准看護師は担当できないのが現状です。

一般的にレーザーの処置が使われている分野で知られるのは美容業界です。脱毛やシミ消しなどのスキンケアで使われています。
前者の脱毛については医療用の機器もあり、エステサロンなど民間で使われる機器よりも出力が高くなっているのです。
そのため1つ取扱方を間違ってしまいますと、肌トラブルを起こす可能性もあるほどです。
結果、医療用の機器に関しては、医師もしくは看護師しか担当できないのが現状となっています。
シミ消しなどのスキンケアも同様で、医療用として使われるのは出力が高くなっているのが特徴です。
高い効果が期待できる反面で火傷などの副作用のリスクも発生することから、医師か看護師しか担当できません。
少し前に准看護師のスタッフがレーザー治療をしたことから、問題になったというニュースもあったほどです。
ですので、レーザー治療を受ける時には、使用者がどの資格を取得しているのかを把握しておくことも大切だと言えます。

レーザー治療そのものは随分と一般的になってきているのが現状です。
エステサロンでもレーザーを使ったケア機器は多いのですが、それらはすべて医療用ではありません。
医療用ではないレーザー機器の使用資格は特に必要ありません。
エステティシャン用の資格はあっても、機器を取り扱うための資格がないためです。

現状、日本国内ではレーザー治療を行うための専門資格はありません。レーザー治療は医療行為に相当しますので、原則として医師のみが扱えます
ただ治療内容によっては看護師が担当することもあり、それらはクリニック次第で決まります。

エステサロンなどで使用するレーザー機器の使用に関しては、特に資格が存在しないため、無資格でも使用は可能です。しかし各サロン、機器の取り扱いは厳重に行っており、他のエステの施術を行うためにも、最低限エステの資格は保有しておくべきだといえるでしょう。


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