美容師免許が活かせる様々な仕事


美容師免許が活かせる様々な仕事について

美容師免許は、美容師になるためだけに役立つものではありません。
美容関連資格で唯一の国家資格でもありますので、美容関係の各方面で役立てることができます。例えばどのように役立てることができるのか考えてみましょう。

ウィッグアドバイザーは美容師免許が必要というわけではありませんが、専門的な髪の知識が活かせる仕事です。仕事内容としては、商品の説明、選び方のアドアイス、手入れ方法の指導のほか、ウィッグ関連グッズやヘアケア用品の販売などを行います。
ヘアケア市場のうち、かつら市場は3割を占め、近年増加傾向が著しくなっています。女性用かつらの中でも部分ウィッグの伸びは大きく、おしゃれな日用品として定着してきています。男性用かつら、ファッションウィッグ、医療用ウィッグなどかつら業界は、今後大きな需要が見込める業界だといえます。
ウィッグ選びのお手伝いをして満足していただけるのはもちろんですが、髪に悩みがある方に喜んでいただけるやりがいのある仕事です。

シャンプーやトリートメントなどのケア用品、化粧品やネイル製品など美容商品をサロンに販促する美容ディーラーは、美容師免許を持つ人たちが活躍する仕事です。ルート販売にとどまらずサロンスタッフの教育、新商品や新技術のプレゼンテーション、サロンスタッフの教育、集客計画の提案などサロンに関する幅広い業務を担当します。
美容ディーラーは美容師免許がなくても就職できますが、サロン経営をプロデュースする夢ある仕事だといえるでしょう。

美容部員として働く美容師免許取得者も多数います。基礎化粧品を実際に手にしていただいたり、メイクアップを施しながら効果を実感していただき販売につなげる仕事です。美容師学校で履修した皮膚科学やメイク術を仕事に生かすことができます。
グレードの高い化粧品を扱うので、商品にふさわしい品位や優雅な身のこなしが自然に身につく人気の高い職業の一つです。

美容師免許を生かした仕事に美容師学校教員という道があります。
希望に胸を膨らませて入学してきた美容師の卵たちを教えるのは責任も重大で、充実感を味わえる仕事でしょう。
美容師養成施設教員になるには日本理美容教育センターが実施する研修会に応募します。研修会は学士、修士、博士の学位もしくは高等学校の公民か中学社会の教員免許のいずれかを保有者で、3年以上の実務経験が参加条件です。研修会終了後に試験が実施され、合否判断会議の決議を経て美容師養成施設教員に認定されます。

近年美容院では、カット、カラー、セット、シャンプー、ヘアエステなど複合的なサービスを提供する中で、特化した一つの技術で他店と差別化を図る方向があります。
注目されているのは、カット専門店、カラー専門店、ヘアセットやスタイリング専門店です。美容師免許の保有者には、専門店で働くという道もあります。専門店で働くことで、得意なジャンルでの技術が活かせますし、専門的な知識や技術を現場で高められます。また、通常の美容院とは働き方を変えることができますよね。

美容師免許を活かせる仕事なら、美容師養成施設教員、専門美容院があげられます。
美容師免許にこだわらず学んだことを活かす仕事としては、ウィッグアドバイザーや美容ディーラー、美容部員などがあります。美容師免許は幅広く活用できる資格ですので、合格を目指して頑張りましょう。


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