美容薬学検定の概要と合格率


美容薬学検定は、美容に関する薬学の知識を評価する試験です。
主催する薬学検定事務局は、美容薬学だけではなくセルフメディケーションのベースになる薬学検定も実施しています。

美容薬学検定の概要と合格率について

美容薬学検定は6月と11月の年2回、東京、名古屋、大阪、福岡、札幌、仙台の各都市で行われます。2017年の1回目の検定は6月4日に終了しましたので、11月26日が本年2回目の検定日です。
試験は13時30分から15時30分までの120分間、70問の5択問題がマークシート方式で出題されます。
検定資格認定は1級、2級の2段階ですが、出題問題は共通で正解率によってレベル認定されます。正解率70パーセント以上は1級、60パーセント以上は2級、60パーセント未満は不合格です。

出題は70問中30問が基礎的問題になり、体の構造や機能、皮膚や毛髪の疾患、抗菌や抗ウィルス、抗真菌の衛生管理が問われます。
40問は美容やエステ、コスメの専門用語問題10問、化粧品や医学部外品の美容成分問題15問、サプリメントや保健用食品問題15問で構成された専門科目からの出題です。

検定試験対策には一ツ橋書店で販売されている公式ガイドとテキストが推奨されています。
一ツ橋書店は公務員採用試験や教員採用試験など資格に関する専門出版社です。一ツ橋書店公式サイトの他、インターネット書籍通販で購入できます。
試験対策公式ガイドの第1部では、受験資格、試験の出題数や解答方法、試験時間、個人あるいは団体での申し込み方法などの受験要項が丁寧に説明されています。
第2部は出題科目をわかりやすく解説したテキストになっています。

試験問題の難易度についてですが、検定主催団体は、過度に難解な問題は出題されないと公言しています。公式発表ではありませんが美容薬学検定試験合格率は、おおよそ80パーセントといわれています。
公式テキストの基礎科目、専門科目の内容をしっかり把握し、公式ガイドに沿って準備しておけば、難しい検定ではなさそうです。

美容薬学検定試験は薬学検定事務局が年2回開催します。
テストの形式は70問の5択選択問題で、正解率によって1級2級が認定されます。
合格圏内に入るためには、公式テキストを活用して事前学習をしておきましょう。

美容薬学検定は、医薬部外品や医薬品を含む化粧品、サプリメントや保健用食品の薬学知識が認定される検定です。
化粧品や健康食品業界で働く人は、明日から実務に活かせる本格的な知識が手に入れられるでしょう。就職活動中なら美容薬学資格を自己アピールの材料として活用できますので、取得を目指して頑張りましょう。


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