美容鍼に関する資格と仕事内容・給料
近年、中高年の女性を中心に評判となっているのが美容鍼です。美容鍼とは鍼灸院で行う施術の1つで、美容に効果のある鍼治療を行うものになります。
この美容鍼の施術を行うのには、勿論のこと鍼師の資格が必要です。
美容鍼に関する資格と仕事内容や給料について
そもそも鍼灸院で働くためには鍼師、もしくは灸師の資格が必須となります。これらは国家資格であり、鍼灸治療を行う時には欠かせないものなのです。
美容鍼は先述のように鍼治療の一環として行われるものですので、鍼師の資格がなければ施術を行うことができません。
ちなみに良く勘違いされるのですが鍼灸師という資格はなく、鍼師と灸師は別々の資格です。
ただ、受験時に両方の資格を受験することで共通する科目については免除される既定があるため、どちらの資格も取得する人が多いことが現状です。
最近では女性が鍼師として働くことも増えており、そこで登場してきたのが美容鍼というジャンルになります。
美容鍼を行うには鍼師の資格を取得していることが前提条件となるのですが、他にも取得しておくと良いものがあります。
女性が多く利用するであろう美容鍼というジャンルですので、アロマテラピー検定などの資格を取得する人は少なくありません。
また、鍼治療を行うだけではなく、エステサロンのようにマッサージをする治療院も増えています。
このマッサージについてはエステ関係の資格を取得するケースが多いです。特にフェイシャル専門の技術を身につける鍼師の人は少なくありません。
美容鍼が認知されてきた現在では鍼師と灸師の資格を取得するだけではなく、美容系の資格もあわせて学習できる専門学校も増えています。
仕事内容としてはスタッフとして働く場合は、施術をすることがメインとなります。
また、治療院によって異なりますが、訪れた患者さんに対してカウンセリングを行い、どのような施術をするのか希望を聞きます。
基本的には人と接する仕事内容がメインだと考えておいてください。
気になる美容鍼を職業とした時の給料なのですが、年収としては400万円くらいが目安となります。
月収で考えると20万円程度ですが、中には歩合給で給料が変動する治療院もあります。
ちなみに開業をした場合ですと、スタッフとして働いた時の倍以上を稼ぐことも難しくありません。
ただし、平均給与を下回ることもありますので、開業は一概に儲かるとは言えないですよね。
美容鍼は女性を中心として人気が集まっている美容法です。鍼治療の1つとなりますので施術をするには鍼師の資格は必須となります。
他にもアロマテラピーやエステ関係の資格を取得しておくと、就職をするのにも開業するのにも役立ってくれるでしょう。
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