薬剤師に役立つ美容の資格(概要と活用方法)


薬剤師の資格はそれだけでも役立つものです。ただ、他の資格も取得することで様々なジャンルで活躍することができます。
様々な資格とあわせることができる薬剤師の資格ですが、美容系資格の中で役立つものもあるのです。

薬剤師に役立つ美容の資格とは

最初に紹介したいのがNRの資格です。栄養情報担当者とも言いますが、一般的にはNRとして知られています。
独立行政法人である国立健康栄養研究所が運営する資格であり、厚生労働省の関わりも深いことから、民間資格ではありますが準国家資格とも言えるものです。
NRは健康食品の知識を正しく伝えることを目的とした認定資格になります。
近年では健康志向の拡大から、サプリメントを初めとした健康食品が盛んに販売されるようになりました。
ただ、専門的な知識を持つ人が未だ少ないこともあり、消費者に対して正しく情報を伝えられないことが多いのが現状です。そうした状況を解決するために作られたのがNRの資格になります。
資格の合格率がおよそ56%となっており、誰もが合格できる資格ではありません。
ただ、需要の伸びが今後も予想されるものですし、健康食品を多く取り扱うドラッグストアなどで働くことを考えると、有用な資格です。
NRと似た感じですが、難易度が低い資格の1つにサプリメントアドバイザーの資格があります。こちらは健康食品全般ではなく、サプリメントのみに絞った資格です。通信講座で学べることから手軽に受講できるのもポイントになります。
2011年度のものですが、薬剤師の方の合格率は90%程度ですので、比較的取得しやすい資格です。

これらの資格は、薬剤師として幅広いジャンルの健康食品やサプリメントを取り扱えるようになり、日常業務のスキルアップに役立つでしょう。

美容薬学検定もお勧めの資格になります。
日本セルフケア支援薬剤師センターが主催するもので、美容と健康に関する薬学の知識を学べる資格です。
サプリメントや健康食品について深く学ぶことができるのですが、専門性が高いのも特徴になります。
この美容薬学検定には1級と2級の2つがあるのですが、試験問題は共通です。ただ試験の正答率によって1級と2級に分けられる形をとっています。
ちなみに6割の正答率で2級、7割の正答率で1級に合格できます。薬剤師としてドラッグストアで働く時や化粧品メーカーで勤務する際には、活用できるでしょう。

薬剤師の資格に美容系の資格をあわせることで、ドラッグストアなどで働く時に有利となります。最近では薬剤師の活躍の幅も広がっており、専門的な知識を身につけることでより有効的に活用できるのです。
大手の企業で商品開発をする時にも効果的な資格が多いので、より専門性を高めることを目標とする際には、美容の資格がおすすめです。


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