パーソナルカラリスト検定の概要と合格率


パーソナルカラリスト検定は社団法人日本カラリスト協会主催であり、2005年から実施のカラー検定では新しい検定です。
基本的な色彩知識や配色調和を主眼に置いた試験内容になり、ファッション、美容、ブライダル、インテリアなど汎用な業界から求められる資格といえるでしょう。

パーソナルカラリスト検定の概要と合格率について

検定は3級、2級、1級のランク別に年2回実施され、学歴や年齢、国籍などによる受験資格の制限はありません。
3級2級は同日受験が可能で、出題はマークシート方式の100題、試験時間は90分です。3級は色彩と日本の伝統色、色の仕組み、ファッションとブライダルの色彩、パーソナルカラーの特徴から出題されます。
2級の出題内容は染料と染色、色彩理論、ファッションやでディスプレイ、インテリアの色彩調和、ヘアーやネイルのパーソナルカラーになっています。

パーソナルカラリスト1級試験は2級合格者が対象になり、毎年11月中旬に行われます。
1次は制限時間90分の筆記試験になり、色彩理論、配色調和理論、パーソナルカラーの原則と調和など2級3級履修範囲から出題されます。2次は実技試験で、調和を生かすテクニック、色彩調和の応用、パーソナルカラーの診断などが評価されます。

パーソナルカラリスト検定は理美容専門学校、服飾専門学校に限らずホテル専門学校や製菓専門学校、一般ビジネススクール、短期大学などで履修科目に導入されています。就職や転職を有利に進めるためにも、現在の仕事に生かせる知識としてもメリットのある資格として受験者数を伸ばしています。
パーソナルカラリスト検定の合格率は、3級では75パーセント2級が70パーセントです。
1級受験者の1次2次試験の合格者はともに50パーセントになっています。
同じカラー検定である、社団法人AFT主催が主催する色彩検定の合格率は3級70パーセント、2級60パーセント、1級26パーセントと発表されています。
また、商工会議所が開催するカラーコーディネーター検定は3級60パーセント、2級30パーセント、3分野に分かれる1級認定を獲得する受験者は13パーセントから34パーセントです。各検定の出題内容は一律ではありませんから、単純に比較することは難しいかもしれませんが、パーソナルカラリスト検定の難易度はそれほど高くないといえるでしょう。

パーソナルカラリスト検定は色彩理論と調和に着目した新しい検定試験で、広く社会から求められる機会のある資格です。
勉強の進度や目的に合わせて3段階の資格が取得できます。合格率が比較的高い資格なので就職準備やスキルアップを目的に挑戦してみましょう。


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