介護美容師に必要な資格と給料の目安


介護美容師とは主に介護を必要とする高齢者や、美容室へ訪問ができない障害者の方を対象として、自宅や施設を訪問し髪型を整える仕事です。
近年、介護業界はただ医療や介護を提供するだけではなく、利用者の生活の質を上げ、満足のいく暮らしができるようになることを重視しています。このことから需要が伸びているのが介護美容師なのです。

介護美容師に必要な資格と給料の目安について

介護美容師に必要な資格ですが、やはり美容師の資格がなければ話になりません。
美容院に訪問できない人に向けたサービスとなりますので、美容師資格を取得しているのは前提条件になるのです。
また、時にはカットや洗髪を行う人が寝たきりの状態の場合がありますので、介護系の資格を取得しておくと役立ちます。
地域によっては介護福祉士や訪問介護員などの資格を取得していないと、介護美容師として働くことができない場合もあるほどです。
他にも、介護美容師として働くのであれば既定の研修を受けなければならないケースもあります。
ホームヘルパーの資格を取得していることが必須の場合もありますので、まずは各地域の条件を確認してみましょう。
意欲のある方の場合ですと、健康運動指導士などの資格を取得して、介護美容師としてだけではなく、別の活動も行うこともあります。

介護美容師として働く場合ですが、訪問美容のサービスを行っている会社に登録するのが一般的です。
全国介護美容福祉協会に登録をして仕事をすることもできます。
ちなみに似た資格として福祉美容師も存在しています。この資格は国家資格ではありませんが、NPOや厚生労働省が認定している資格です。
通常の美容師の資格にあわせてスクーリングで介護や福祉に関する技術や知識を学ぶことになります。
資格の受験条件が既に美容師の資格を取得していること、もしくは取得見込みであることですので、いきなり福祉美容師にはなれません。
給料の目安としては、およそ年収で300万円ほどとなり、高いとは言えないのが現状です。
能力主義な面もありますので、経験を積むことでより高い収入を得ることもできるのが魅力だといえます。
また、介護美容師は副業として行い、本業は自分でサロンを開くという人も少なくありません。
この場合ですと、サロンの売上が年収にも直結してきますので、高収入を得ることも場合によっては可能かもしれません。

介護美容師に必須の資格としては美容師免許のみとなります。ただし、地域によっては介護福祉士やホームヘルパーなど介護に関連する資格を取得しなければいけないケースもあります。
取得が必須でない地域でも介護に関する知識があることで、仕事の幅が広がりますので、介護美容師を目指す際には取得しておくことをお勧めします。


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