美容院の開業に必要な資格と注意点


美容院を開業するのには、いくつか手順が必要となってきます。勿論、取得しておくべき資格もあるのですが、条件をしっかりと把握しておけば開業も難しくはありません。

美容院の開業に必要な資格と注意点について

美容師の資格は必須なのですが、実は経営者自身が美容師の資格を取得していなくても開業することはできます。つまりオーナーとして美容室を開業し、実質的に店長を他人に任せるケースですと美容師の資格は必須ではありません。
勿論のこと自分自身も接客をして施術をするのなら、美容師の資格が必要となります。ちなみに常時2人以上の美容師が在籍する店舗の場合ですと、管理美容師の資格所有者を雇用しなくてはいけません。
管理美容師の資格とは美容師として3年以上の実務経験を積んだ後に、各都道府県で実施される所定の講習を修了することで取得可能です。

また、美容院を開業する時には開業予定日の1週間前までに、保健所に届出をしなくてはいけません。
この時に必要書類がいくつかあるのですが、そもそも店舗の構造設備などを満たす必要があります。作業面積や照度など各都道府県の条例によって定められている基準をクリアしなければ認可がおりないのです。
ですので、美容院を開業すると決めたのであれば、最寄りの保健所に足を運んで相談をしておくと良いでしょう。
保健所では気軽に相談にのってくれますので、積極的に活用することをお勧めします。

美容院で働くことになるスタッフについては、美容師の資格が必須です。ただ、美容師の資格を持ってさえいれば良いのではありません。
美容院の場合は必然的に女性のお客さんが多くなりますので、髪の毛に対する知識だけではなく、美容に対する知識を持っているスタッフがいることが大切です。
スキンケアや手入れの方法、またはヨガやピラティスなど美容に関する知識や技術があれば、より多くのお客さんがリピートしてくれることでしょう。
特に最近ではアロマテラピーに力を入れている美容院も多いので、アロマテラピーの資格を取得しているスタッフが在籍していると良いでしょう。
美容系の資格は簡単に取得できるものも多く、通信講座を利用できるのもポイントになります。
美容院を開業した後でも十分に資格は取得できますので、焦ることなく自分で必要だと思うものを受講すると良いです。

美容院を開業するのには美容師の資格は必須です。また、店舗で働くスタッフの人数によっては管理美容師の資格も必要になります。
オーナーが取得していなくとも店長となるスタッフが所有していれば問題ありませんので、条件を満たせるよう、開業の際にはしっかりと注意して進めましょう。


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