認定トータルエステティックアドバイザー資格試験の概要と難易度


エステティックに関する幅広い知識や理論、高度な技術を持ち、エステティシャンのリーダーとして認定されるのが、認定トータルエステティックアドバイザー資格です。
認定トータルエステティックアドバイザー資格試験を主催するのは40年にわたりエステティック業界の基準統合に貢献する日本エステティック協会です。

認定トータルエステティックアドバイザー資格試験の概要と難易度について

認定トータルエステティックアドバイザー資格試験は、協会認定上級エステティシャン資格者か旧TEA第一次、第二次試験合格者が出願できます。
2017年度から受験資格は若干の改定が行われる予定になっていますので、協会からの正式発表を待って確認してください。

検定試験ではケースヒストリー、小論文、面接が実施されます。ケースヒストリーと小論文の内容については、提出期限6か月程度前に事前説明会が開かれます。
ケースヒストリーはフェイシャル2名、ボディ2名合計4人のモデルに、4回のトリートメントを実施した記録を作成します。
肌や身体の状態、トラブル、トリートメントの目的、施術方法、ホームケアアドバイスなど実施内容、経過、結果を協会指定用紙にまとめて提出します。記述や図示によりわかりやすい事例報告が求められます。

小論文のテーマは認定トータルエステティックアドバイザー資格取得試験に向け変化したこと、ケースヒストリーで実践体験したことを主体に記述します。
文字数は400字から800字、論文形式の指定は特にありません。

ケースヒストリーの内容について約20分間の面接が行われます。肌トラブルの原因を判断した根拠、トリートメントを効果的にする工夫、選んだ施術方法の理由など具体的な口頭質問になります。
ケースヒストリー提出から面接までの2か月間に、自分の意見や考察を正しく説明できるように明確にしておくといいでしょう。

認定トータルエステティックアドバイザー資格試験の合格基準、合格率は公表されていません。
合格した人の口コミよると、ケースヒストリーの作成が大変だったという声がありました。出願から提出までには充分な準備期間がありますが、事例の収集や計画、モデルの調達、協会指定書式に則った提出資料の作成には労力がかかるようです。
小論文は実体験についてまとめればいいのですが、書き方の勉強や練習が必要だったと苦心を語る人もいます。
内容は難しかったけれど、指導者としての資格試験なので当然だと思うという感想がほとんどでした。

公認トータルエステティックアドバイザー資格試験は、指導者の役割を果たすエステティシャンのエキスパートを認定する検定です。
4人のお客様に4回のトリートメントを行った全16例のケースヒストリー、小論文、口頭面接により合否が決定されます。
検定試験の内容は平易とは言えませんが、エステティシャンとしてプロフェッショナルの頂点にある資格ですので、しっかりと事前対策を行って挑みましょう。


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