社団法人日本エステティック協会が主催する認定フェイシャルエステティシャン資格検定は、エスティシャンの最初のステップです。衛生、安全面を踏まえ、エステティシャンの基礎知識や基本的フェイシャル技術が問われる試験です。
資格取得後エステティックセンター試験に合格すると、日本エステティック協会の正会員に登録されます。正会員になると上級資格検定を目指すことができ、さらに高度な知識や技術の保持者であることを証明できます。
認定フェイシャルエステティシャン資格試験の概要と難易度について
認定フェイシャルエステティシャン資格試験は、エステティック実務に従事する時間が800時間以上になると受験できます。週40時間勤務として6か月程度働いた経験が目安になっています。
もしくは日本エステティック協会認定校、理美容師養成施設でエステティック課程を60時間以上履修し修了するのが受験資格を得る方法です。
こちらは働きながらエステティシャン資格をとりたい人や、理美容師の勉強の課程で取得する人が中心となっています。
またJAESTHE登録教室の認定フェイシャルエステティックコースを修了しても受験できます。JAESTHE登録教室はエステティック初心者の育成を強化するために、日本エステティック協会が2015年に導入しました。
フェイシャルエステティックコースでは、理論課程と技術過程を60時間受講します。コース終了後は受験手続や上位資格取得のアドバイスまでサポートが受けられます。
テストは筆記試験のみが実施され、4択マークシート方式の80問、試験時間は60分間です。
フェイシャルエステティシャン資格はボディエステティシャン資格と併願ができます。試験は共通問題が60問、フェイシャル、ボディエステ問題が各20問になり、テスト時間は30分延長されて90分の持ち時間が与えられます。
試験問題は日本エステティック協会発刊のテキストから出題されます。従来の知識と例題から2016年に理論と技術に切り替わりましたので、新テキストを準備しましょう。
日本エステティック協会ホームページ、マガジンハウスのネット販売、全国書店で購入できます。
認定フェイシャルエステティシャン資格試験は正解率70パーセント以上が合格基準です。ボディエステティシャンとの共通問題60問、フェイシャルエステティシャン問題20問の各設問について合格ライン以上が求められます。
実務経験と協会指定テキストでの独学や、協会指定認定学校、理美容養成施設、JAESTHE登録教室などで受験対策すれば、決して合格が難しい試験ではありません。エステのプロフェッショナルを目指したい方は、取得することをオススメします。
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