認定ボディエステティシャン資格試験は、全身のトータル美容意識の高まりという潮流を反映して受験者数を年々増やしています。
検定を主催する日本エステティック協会の認定フェイシャルエステティシャン資格試験と同日開催されるので二つの資格を一緒に取ることが出来ます。これらの資格を合格すると、日本エステティック協会正会員に登録するためのエステティックセンター試験の受験資格も得られ、さらに認定エステティシャン資格や上級エステティシャン資格を目指すことができます。
認定ボディエステティシャン資格試験の概要と難易度について
エステティックの基礎知識とボディケアの基礎を持っていることが、受験に要求される能力です。
能力を証明できる判断基準として、800時間以上のエステティック関係もしくはそれに準じる施設での実務経験が問われます。
協会認定学校、理容師美容師養成施設において60時間以上のエステティック課程を修了したことも証明になります。協会認定学校では1000時間、300時間の講習コースの中にエステティック課程が含まれます。
理美容師養成施設は2年間の在学中にエステティック課目を履修します。
AJESTHE登録教室は、日本エステティック協会が初めてエステティックを学ぶ人を対象に開設した比較的新しいシステムです。認定ボディエステティシャンコースと認定フェイシャルエステティシャンコースが特設されています。
カリキュラムは理論課程と技術課程の2部で構成され、理論課程は両コースとも共通、技術課程はフェイシャルとボディに分かれます。
学習時間は60時間程度、両方のコースを受講すると105時間で修了します。基礎から徹底して学びたい人や、ボディエステティシャン資格試験受験を短期間で準備した人は検討してみてもいいでしょう。
認定ボディエステティシャン資格試験は、年3回主要各都市で開催されます。開催日や開催地については協会のホームページに公表されますので確認しましょう。
テストは60分間のマークセンサー式筆記のみで、エステティックの基礎知識60問とボディケアの基礎問題20問、合計80問が出題されます。
フェイシャルエステティシャン資格を併願する場合は、フェイシャルケアの基礎問題20問を追加回答し90分で終了します。
70パーセント以上の正解率が合格基準になり、共通問題、ボディケア問題の合計得点で判断されます。
日本エステティック協会の合格率公式発表はありませんが、合格足切ラインから推測すると難易度はそれほど高くないと思われます。
日本エステティック協会が主催する認定ボディエステティシャン資格試験は、エステティックを学んだ人、エステティック関連の仕事に従事する人に広く門戸を開いた民間資格検定です。
認定フェイシャルエステティシャン資格と併願できるので、エステシャンの登竜門として挑戦してみましょう。
美容のおすすめ資格
formieのスキンケアスペシャリスト資格は初心者向けに網羅された内容をスマホで学習できるので、初めてスキンケアを学ぶ方にはおすすめです。
→おすすめスキンケアの資格はこちら