日本エステティック協会は、2014年より認定衛生管理者資格制度を導入しました。
感染症の知識や蔓延予防の対処法をはじめ、衛生管理意識の向上と徹底が目的です。新しく協会の認定サロンになるためには、衛生管理者の在籍が義務付けられています。現行のサロンがワンランク上のアジェステプレミアムサロンに認定される条件の一つになっています。
認定衛生管理者資格の概要と難易度について
日本エステティック研究財団が行うエステティックの衛生基準eラーニングを修了しテストに合格することが、認定衛生管理者の資格取得条件です。
受講には日本エステティック協会の正会員、もしくは、認定フェイシャルエステティシャン資格、認定ボディエステティシャン資格を持っていることが必要です。
エステティックの衛生基準eラーニングは、ファックス、パソコン、スマートフォン、携帯電話から申し込めます。
日本エステティック研究財団のホームページにアクセスすれば、ファックス用pdfファイル、パソコン用申し込みサイト、スマートフォンと携帯電話用QRコードが用意されています。
メールアドレス1件につき1名が受講するシステムになり、メールアドレスの共有はできません。受講はすべてインターネットになりますので、ファックスで申し込みをされた方はインターネット接続環境とデバイスを用意してください。
申し込みが終わると入金案内がメールされます。案内に従って入金すれば、確認後エステティックの衛生基準テキストが郵送されます。
eラーニング講習サイトにIDでログインし受講しましょう。講習はカテゴリー単位でログアウトしても、再ログインで再開できます。
試験は50問4択形式で出題され、全問の90パーセントの正解が合格基準です。全問入力後送信すれば、画面上に合否結果が表示されます。
受験は1回の申し込みにつき1回限定ですが、合格するまで何度でもチャレンジできます。知識の習得が合格点に到達しなかった場合は、再受講申し込み画面が表示されます。
合格すると数日後に修了証が送付され、翌年の会員証カードには認定衛生資格が記載されます。資格は会員であれば、1年ごとに自動更新されます。
日本エステティック研究財団を含め他の資格難易度調査サイトにも、合格率について確認できる資料はありません。
美容学校在学中のクラスで受講して、全員が合格したという個人の方のブログを見つけることができました。
エステティックサロンオーナーや店長だけではなく、すべてのエステティシャンに受講を推進している点からみても、合格率が非常に高い資格試験です。
認定衛生管理者資格試験は2014年から始まった資格制度です。
衛生管理の方法や感染症予防法の知識を持つことは、お客様の安全を守るだけではなくエステティシャンの自信にもつながります。
統一整備されたエステティック衛生基準を網羅した認定衛生管理者資格は、すべてのエステティックサロンが取得したい資格だといえますので、エステ業界での活躍を目指す方は取得しておくことをオススメします。
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