2013年に始まった日本化粧品検定は9回目を迎え、2017年は11月26日に実施されます。
年齢、性別、学歴、国籍を問わずコスメティックに興味のある人なら誰でも応募できます。日本化粧品検定の受験者は10代から70代までと幅広く、男性受験者も全体の12パーセントを占めています。
開催ごとに受験者数が増えている資格試験の一つで、2016年までの受験者累計は10万人を越えました。
日本化粧品検定の概要と難易度について
日本化粧品検定3級はウェブ受験で、いつでも都合の良い時にチャレンジできます。設問は化粧品の基礎を問う20問、正解率80パーセントで合格です。
受験料はフリー、合格まで何度でも受けることが出来るプレテストです。
日本化粧品検定2級1級は同日の午前、午後に行われます。試験会場は札幌、仙台、水戸、東京、静岡、名古屋、大阪、広島、高松、福岡の各地です。
2級は美容皮膚科学、メイクアップ、生活習慣美容から肌に応じた化粧品やメイク方法、紫外線、栄養、運動、睡眠などが肌に与える影響などが問われます。
皮膚の構造や仕組みを理解し肌質にあった化粧品選び、美しい肌を作る基本の理解度を求める内容です。試験は60問のマークシート方式で、試験時間は50分です。
1級試験は化粧品の歴史、化粧品原料と基礎知識、化粧品に関する法律や規則から出題されます。UVケア、ヘアケア、ボディケア、ネイル、サプリメントなどフェイシャルケア以外の化粧品や、薬事法、薬用化粧品と医薬部外品の効能、官能評価など化粧品全般の知識が必要です。
幅広い化粧品の成分を把握できる専門家を目指す人を対象にしています。試験は2級と同じくマークシート方式の60問、持ち時間は60分です。
検定は2級1級を併願でき、1級から受験するのも可能です。
日本化粧品検定の合格基準は、70パーセント前後の正解率となっています。協会の公式発表によると2016年の2級合格率は68.9パーセント、1級合格率は61.5パーセントでした。
合格率からみて難易度はそれほど高くない民間検定だといえるでしょう。
日本化粧品検定協会が監修するコスメの教科書と公式問題集はホームページから購入できます。1級対策用と2、3級対策用の2種類がありますので、公式テキストで自習し問題集で出題傾向を把握しておきましょう。
独学は苦手だという人は協会認定スクールの試験対策セミナーを受講してはいかがでしょうか。認定校により対策講座と検定試験を一緒に受けられるところもあります。専門家による正しい知識が短時間で学べるので、コスメコンシェルジュやコスメコンシェルジュインストラクターなど上位資格を目指す人にもお薦めです。
日本化粧品検定は3級、2級、1級の3段階があり、受験条件を問わず誰でも受験できます。
自分の知識を確かめるためにウェブで受験できる3級、基礎知識がベースの2級、専門家を目指す人のための1級、どのステップからでも受験できます。
試験対策には協会の公式テキストと公式問題集で勉強する方法と、協会認定校でセミナーを受ける方法があります。
化粧品の知識を身につけたい方、仕事に生かしたい方はぜひチャレンジしてみましょう。
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