世界水準に達したエステティシャンを証明、認定するのがCIDESCOディプロマです。
主催するCIDESCOは1946年にベルギーで設立され、エステティックの教育機関として世界的な指導立場にあります。
CODESCOディプロマの概要と難易度について
CIDESCOディプロマを獲得するのには二つの方法があります。
一つはCIDESCO国際認定校で1200時間以上のカリキュラムを受講後、CIDESCO国際試験に合格するコースです。試験合格後600時間の実務経験を経てディプロマが与えられます。
CIDESCOディプロマは国際基準ですので、加盟42か国のどの学校でも受講可能です。日本の指定校は19校あります。
もう一つは働きながらの一般受験をする方法です。受験資格は日本エステティック協会認定エステティシャン、エステティク基礎教育600時間以上受講者、エステティク基礎教育終了後3年以上の実務経験者。いずれかに該当すれば受験審査を受けられます。
一般受験者は資格審査後、本試験に先立って筆記による一次試験が行われます。
多肢選択と記述の形式で出題され、合格点は100点満点中70点以上が必要です。
筆記試験対策にプロフェッショナルエステティシャンテキストブック、美容のための最新皮膚診断マニュアルが参考テキストとして推薦されています。
次の審査は実技になり、フェイシャル、ボディとも電気機器トリートメント、フェイシャルはクレンジング、口頭試問によるディープクレンジング、フェイシャルとボディの電気機器トリートメント技術が審査されます。
1次試験、実技チェックの合格者は、CIDESCO日本支部主催の40時間事前講習に参加し、本試験までにケースヒストリーを作成し提出します。
本試験は6時間15分間のフェイシャルとボディ実技試験、90分の筆記試験が実施されます。
フェイシャルはカウンセリングを含む肌診断、眉とまつ毛のティンティング、ディープクレンジング、電気機器トリートメント4種、フェイシャルマッサージ、マスクパック、マニュキュア、メイクアップの9課題。ボディはボディ診断、プレトリートメントと4種類のボディ電気機器によるトリートメント、スウェーデン式ボディマッサージ、ワックス脱毛の4課題です。
ケースヒストリー、実技試験、筆記試験が合否の対象ですが、採点方法や合格基準は公表されていません。
CIDESCOディプロマ国際試験の合格率は非公開のため、難易度を測る基準がありません。
協会認定校のブログ調べでは、各学校とも受験学生の全員合格という実績を積んでいます。
広範囲の知識と正確な実技技術を事前にしっかりと習得していれば、そこまで難易度は高くなく、合格につながることでしょう。
CIDESCOディプロマは、エステティック教育国際団体CIDESCOが主催、認定します。
国際試験はCIDESCO認定校の規定コースを修了者、実務経験者はポストグラデュエートとして受験できます。
トータルで高度なエステティックの知識や技能が求められるので、短期で取得できる資格試験とは異なりますが、事前にしっかりと準備をすることで、きっと合格できることでしょう。国際的に通用するエステティシャンを目指したい方にはオススメの資格です。
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