I-NAIL-Aネイルスペシャリスト技能検定試験の概要と難易度について
I-NAIL-Aネイルスペシャリスト技能検定試験は、NPO法人インターナショナルネイルアソシエーションが主催します。
本年度の検定試験は2017年5月、9月、2018年1月の日程です。
東京、札幌、福岡、大阪の各会場、9月は名古屋、沖縄エリアが追加され全国の6会場での開催です。
理美容専門学校やネイルスクールの学生、初心者を対象とするA級SA級クラスと、プロフェッショナルクラスに分かれます。
義務教育終了者であれば、どのクラスからでも受験できます。
学科試験はネイルの衛生学、人体の仕組み、ネイルとその以上、マニキュアリストの化学、ネイル概論、ネイルの技術から50問出題されます。50問中40問の正解、100点満点で80点以上が合格ラインです。
学科試験対策には公式テキストネイルプロフェッショナル、検定試験対応例題集が推奨されます。
学科試験は2014年から全クラス統一テストになりました。一度合格すれば他のクラス受験時は免除されます。
A級の実技試験は55分、テーブルセッティング後ネイルケアとカラーリングです。
10本の爪の長さや形、バランスがそろった仕上がりと、手順通りの衛生的な施術、80点以上の得点が合格基準になります。
SA級の実技課題はネイルケア30分の後アーティフィシャルネイルとチップオーバーレイ20分、カラーリング15分です。
合格基準は爪の長さ、形、厚さがバランスよく整えられ、フリーエッジの長さが指先から1ミリ以上5ミリ以下、チップオーバーレイの爪の長さが3ミリ以上5ミリ以下に仕上がっている事と、80点以上の得点です。
PA級AA級AAA級の実技試験は共通で、得点によりクラスが認定されます。
ネイルチップ、スカルプチュア、フレンチスカルプチュアのアーティフィシャルネイルを申告した指定の右指に施し、全指をカラーリングします。ネイルケアはアーティフィシャルネイルを施術する爪のフリーエッジは1m以下、残りの7本は3ミリ以上10ミリ以下に仕上げます。
最終的には全指のフリーエッジが3ミリ以上10ミリ以下で、形や厚さが均一であることが求められます。
得点が60点以上であればPA級、70点以上はAA級、80点以上の獲得でAAA級に認定されます。
I-NAIL-Aネイルスペシャリスト技能検定試験の合格率は、年度によりばらつきが見られます。
A、SA級は70パーセントから80パーセント、PA、AA級は15パーセントから45パーセントがおおよその目安です。
AAA級に関しては毎回10パーセント前後と、かなり難易度が高くなります。
I-NAIL-Aネイルスペシャリスト技能検定試験は、専門学校生が対象のA、SA初級と、プロフェッショナル向けのクラスが実施されます。
初級は7割から8割の合格率ですが、PA、AA級合格はやや難易度が高く、AAA級は難関です。
実技試験の指示要項はかなり詳細なうえ、厳選な審査が行われます。受験を考えている方は、学科試験も含め、充分な対策をして挑みましょう。
美容のおすすめ資格
formieのスキンケアスペシャリスト資格は初心者向けに網羅された内容をスマホで学習できるので、初めてスキンケアを学ぶ方にはおすすめです。
→おすすめスキンケアの資格はこちら