JNAジェルネイル技能検定の概要と合格率


JNAジェルネイル技能検定は、ジェルネイルへの関心と需要が高まる近年の傾向から、受験者数を年々伸ばしている検定です。

JNAジェルネイル技能検定の概要と合格率について

検定は、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡の各エリアで開催されます。
2017年第一回目の検定は6月初旬に終了しました。
次回は12月が予定されていますので、詳細が決まり次第協会ホームページで公式発表されます。

初級実技試験は35分の第一課題と60分の第二課題です。
第一課題では消毒、ポリッシュオフ、ファイリング、キューティクルクリーンのネイルケア。第二課題は左手のポリッシュカラーリングと右手のジェルカラーリング、右手中指のジェルアート。
JNECネイリスト技能検定3級取得者は、第一課題が免除されます。
筆記試験は30分、衛生と消毒、爪の構造や病気とトラブル、ネイルケアの手順といった基礎知識が出題されます。

中級は初級に合格していることが受験資格です。
実技試験第一課題は、ネイルケアからポリッシュカラーリングを左手に、ジェルカラーリングを右手に施します。
第二課題は、両手のジェルおよびポリッシュを除去し、グラデーション、エクステンション、フレンチカラーリングのジェルアレンジを実施します。
筆記試験はネイルとジェルネイルの基礎知識に加え、実践的な施術全般、プロフェッショナリズム等の内容で、30分行われます。

1級技試験は中級認定者が出願でき、技能試験のみになります。ジェルクリアスカルプチュア、ジェルチップオーバーレイ、デザインアート、フレンチルックネイルを指定の指に施します。

筆記試験に合格し、実技試験が不合格だった場合、次の検定試験では筆記試験は免除されます。
反対に筆記試験不合格で実技試験合格のケースでの実技免除はありません。もう一度両方を受験しなくてはなりません。
持ち込むジェルはJNAが定める基準を満たした商品に限定されています。指定商品以外の使用は失格になります。指定商品は検定ごとに異なりますので公式ホームページで確認して準備してください。

検定が始まった2011年以来合格者は10万人に達しました。
レベル別の合格率をみると、初級は70パーセントの合格率です。
ネイルサロンレベルの施術が求められる中級の合格率は60パーセントになります。
上級合格率は高度なジェルネイルテクニックが要求されるので、45パーセントに下がります。上級認定者は、選ばれた一流ジェルネイリストだと言えるでしょう。

JNAジェルネイル検定の認定級は、初級、中級、上級の三段階です。
初級と中級は実技試験と筆記試験で審査され、上級は実技試験だけになります。
初級合格率は70パーセント、中級合格率は60パーセントです。上級は難易度が高くなり、45パーセントの合格率です。

ジェルネイルに興味のある方は、初級からの合格を目指してみましょう。


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